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2015国際ロボット展(2015年12月4日)

<新着コラム> by 永露祥生

本日、2015国際ロボット展@東京ビックサイトに行ってきました!
2015国際ロボット展正面パネル

平日にもかかわらず、思ったより人が多く、入場受付は大行列でした。
私も受付をしてから入場するまでに15~20分くらいかかった気がします。
並ぶのが嫌いなので途中で少し心折れそうになりましたが、頑張って並びました(笑)。

展示会は、産業ロボットコーナー、サービスロボットコーナー、
洗浄機械コーナー等の区画に分かれていましたが、
今日は主に産業ロボットコーナーサービスロボットコーナーを回ってきました。

私はロボット分野は技術的には専門外ですが、それでも見ているだけでワクワクして面白かったです。

新聞やニュースでも話題となっている、限りなく人間に近い「アンドロイド」数体も間近で見ることができて、
あまりのリアルさに感動しましたが、個人的には大型の産業用ロボットが圧巻でした。
特に、某社の自動車組み立てロボットとか、1700キロまでリフトアップできるロボットの迫力が
すごかったですね。ロボットというか、もはや重機でした。男子はこういうの大好きですよね(笑)。

産業用ロボットは、パっと見は各社同じようなロボットであるかのように感じるのですが、
それぞれ構造や機能達成のポイントとなる技術(発明)に、おそらく特許があるのではないかと思います。

一連の動きとか、作業工程を比べてみると、やはりそれぞれ特徴があるように見えました。
間近でまじまじと見ていたせいか、各ブースの係の方が横に来ていろいろと説明してくださったのですが、
お兄さんお姉さん方すいません、半分くらいは理解不能でした(苦笑)。

あとは産業用ロボットのデザインも、似ているようで多種多様なのですね。
中には、「プロレスラーの筋肉ムキムキの腕か!?」といったようなデザインの産業ロボットもあり、
機能性だけでなく、各社デザインにもこだわりがあることがわかりました。
中には、芸術的としか言えないフォルムのものもいくつかありました。
これらは、知的財産の中でもまさに「意匠」(意匠登録)の分野が関わってくるところです。

それから、ほとんどの産業ロボットには目立つところに各社の「商標」がしっかりと表示されていましたね。
「工場内で使うロボットなら特定の人しか見ないし、小さく隅っこの方に表示すればいいやん?」
とも思われそうですが、そこはやはり各社のプライドとブランドへのこだわりです。

いろいろと見て回りながら、「これはどんな特許が取られているのかな?」とか、
「これは意匠登録した方が良さそうだな」とか、「このロボット名、商標登録できるかな?」とか、
ずっと考えていて(職業病)、あっという間に時間が過ぎていました。

それにしても、今日は日本の技術力の高さをあらためて実感しました。
本当に素晴らしいです。
来場者の人たちも、みんな目をキラキラさせて楽しんでいたように思います。
日本人って、やはりモノ作りが根っから好きな民族なのでしょうね。
下町ロケット」の爆発的な人気も納得です。

ちなみに、ロボット分野の中では、今後ますます高齢者社会となることもあって、
個人的には介護ロボットや看護ロボットの分野に期待しているのですが、
既に多くのものが出展されていて、将来が楽しみになりました。
私がヨボヨボになる頃には、ぜひロボット達に助けてもらわなければ!!

・・・・・・・・・。

とにかくブースも人も多いので、1日で全部を見て回るのは難しいです。
ロボット以外の区画も面白そうでしたし、行けなくて残念。
できれば、もう1日くらいゆっくり見たかったですが、今日は本当に良い体験ができました。
主催者の皆様、出展企業等の皆様、ありがとうございました。