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ケーキ屋さん・スイーツ店・パティスリーの商標登録

おいしいスイーツ(菓子・デザート)は、人々を幸せな気持ちにしてくれます。
いつの時代でも、私たちの生活の中になくてはならないものでしょう。

一方で、ケーキ屋さん・スイーツ店・パティスリーなど、スイーツを事業とする会社やお店は、激しい競争の中にあるいうのが実情ではないでしょうか。

パティシエ仮面のイラストその中で選ばれるためには、おいしさや品質はもちろんのこと、他のお店と差別化をするとともに、商品名や店名を人々に記憶してもらうことが大切になります。

そして、そのような商品名や店名は「商標」になりますから、事業を有利にするためにも、商標対策が重要になってくると言えます。

商標対策の中でも特に重要度が高いのが、商標登録です。
本ページでは、ケーキ屋さん・スイーツ店・パティスリーの商標登録について、その概要、メリット、登録申請の方法などについてご紹介いたします。


商標登録の概要とメリット

ケーキ屋さん・スイーツ店・パティスリーの店名、商品名、ロゴマークは「商標」になり得ます。そして、これらの「商標」については、特許庁に申請をして審査にパスすることで、「商標登録」を受けることができます。

商標登録を受けると、「商標権」という強力な権利が発生します。

商標権があれば、権利の範囲内で、その商標を自分だけが独占して使うことができます。また、他人が無断で使っている場合には、使用の中止や損害賠償を求めることも可能です

自分だけが使えることで、ブランド化を促進できます。
他人の模倣やモノマネ、便乗商法を防止することもできます。
なにより、商標登録をすれば、安全・安心に商標を使えるお墨付きを得たのも同然で、競業者からのクレームなどに怯える必要がなくなります。

このように、商標登録には多くのメリットがあるのです。


商標登録の方法

商標登録の申請をするためには、申請書となる「願書」を特許庁に提出します。

願書には、登録を受けたい商標と、それを使用する商品やサービス等を記載します。
なお、指定する商品やサービスは、機能や用途などによって45のグループ(区分)に分類されています。つまり、願書には、この区分とそこに分類される具体的な商品・サービスを併せて記載することが必要です。

商標登録をするためには、費用が必要です。
手数料の金額は、区分の数によって変動します。
区分の数が増えれば増えるほど、手数料が加算される仕組みなのです。
よって、むやみに権利範囲を広くしようとすると、記載する区分が増えて、かかる費用が膨大となってしまうため注意が必要です。

申請後、その内容が特許庁で審査されます。
登録を認めても良いと判断された場合、登録料を支払って、無事登録となります。
現在、審査期間はだいたい6~7か月くらいです
結果が出るまでに、思いのほか時間を要しますので、早め早めの申請が大切です。


商標登録の対象

ケーキ屋さん・スイーツ店・パティスリーの商標登録の対象となるものとしては、以下の名称などが考えられるでしょう。

1.商品名商標仮面指差イラスト
2.店名
3.商品やお店のロゴマーク
4.オリジナルの製法名
5.ウェブサイトのサイト名


願書で指定する商品・サービス

では、ケーキ屋さん・スイーツ店・パティスリーの商標登録を申請する際に、願書で指定する商品・サービスの分類(区分)を見てみましょう。

スイーツの写真



商品名の場合

商品名の商標の場合、「菓子」全般の属する第30類を指定します。

指定する商品の記載としては、広く「菓子」と書いても良いですし、より具体的に「洋菓子」や「ケーキ」と書くこともできます。内容が不明確にならなければ、さらに具体的に細かく書くこともできます。

ただ、商標登録が認められた場合には、ここに書いた商品が商標権の権利範囲となりますので、多少広めに書いておいた方が得策です。商品を細かく指定する場合でも、最低限、概念の広い「菓子」「パン」については、あわせて記載しておいたほうが良いと思います。



店名の場合

店名が商品名としても使われていたり、商品自体や商品の包装に使われているような場合には、上記と同様に、第30類を指定すると良いでしょう。

また、お店ではスイーツ(菓子・デザート)の小売りを行なっているとも考えられますので、小売りサービスが含まれる第35類を指定することも検討の余地があるでしょう。第35類を指定する場合、「菓子及びパンの小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供」などの表記でサービスを記載することができます。

ところで、お店によっては、商品を販売するだけでなく、カウンターで注文して店内で飲食できるスペースを設けて、レストランやカフェのような形態を取っていることがあるかもしれません。このような場合、商標実務では、テイクアウトの場合は商品についての商標の使用に、店内で飲食され完結する場合はサービス(飲食物の提供)についての商標の使用になるとされています。

よって、このような店舗形態の場合には、「飲食物の提供」のサービスが含まれる第43類についても、あわせて指定すると良いでしょう



商品やお店のロゴマークの場合

「ロゴマークが、実際に何について使われているか」という観点から、指定する商品やサービスを検討する必要があります。

基本的には、上述の第30類、第35類、第43類をメインに指定することになるのではないかと思います。



注意点など

商標権の効力は限定的

ところで、商標権の効力範囲や、他人の商標登録を排除できる範囲というのは、願書で指定した商品・サービスと類似する商品・サービスまでとされています。

たとえば、「アスターマークケーキ」について、第30類「菓子」を指定して商標登録をした場合、他人が無断で「アスターマークケーキ」を「洋菓子」に使えば、商標権の効力が及びます。また、他人が「洋菓子」を指定して「アスターマークケーキ」を登録申請しても、登録を受けることはできません。

一方で、「菓子」とは類似の関係のない商品「調理器具」については、他人が同じ商標を使っていても、原則として商標権の効力は及びませんし、これを指定する他人の登録申請を排除することはできない、ということになります。

ここで注意したいのは、現在の商標実務運用において、上述の第30類「菓子」と、第43類「飲食物の提供」は、原則として類似の関係にはないとされていることです。つまり、この例の場合、「菓子」について商標登録を受けていても、他人が同じ商標を「飲食物の提供」に使うことに対しては商標権の効力が及びませんし、登録申請も排除できないことになります。


防衛的な商品・サービスの指定の検討

現実問題として、あなたの商品名と同じ名称のレストランやカフェを営業されたり、商標登録されては困るのではないでしょうか。しかし、第30類だけを指定して商標登録をすると、上述のように、このような状況となってしまう可能性もあり得ます。

こういった不都合点もあり、ケーキ屋さん・スイーツ店・パティスリーの商標登録においては、実際には「飲食物の提供」サービスを行なっていない場合であっても、これを指定する商品・サービスの対象に含めて、防衛的な商標権を取得することが、実務上よく行なわれています

「第30類だけでなく、第43類や第35類も必要ではないか」といった点について、申請時にはよくご検討されることをオススメいたします。できれば、特許事務所の商標を専門とする弁理士にご相談されると良いでしょう。

その他、ケーキ屋さん・スイーツ店・パティスリーの商標登録では、その商標がどんな商品やサービスに使われているのかを落ち着いて考えることが重要です。たとえば、商品が「ヨーグルト」などの乳製品に当たる場合には、第29類。ジュースなどの「清涼飲料」であれば、第32類。スイーツに関するレッスンやセミナーの事業も行なうような場合は、第41類の指定も、必要に応じて検討されると良いでしょう。


当事務所がお手伝いできること

当事務所では、弁理士が商標登録の代行サービスをご提供しております。

当事務所は、横浜市青葉区にある商標専門の特許事務所です。
Eメールがご利用できる環境があれば、全国対応が可能です。

商標仮面イラスト〇

専門家に依頼することで、審査にパスできる可能性を高める申請書の作成や、商標を登録・使用する際の適確なアドバイスにご期待いただけます。

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