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化粧品・コスメ・トイレタリーの商標登録

化粧品のイメージ

化粧品は、人の体を清潔にし、見た目を美しくするものです。
化粧品・コスメの主な需要者層は女性と言えますが、最近では、「男性用化粧品」も、めずらしくなくなりました。人々の生活の中に、なくてはならない商品群と言えます。

一方で、化粧品は、薬剤ほどではないものの、使用することで人の健康状態に影響を与える性質のある商品です。他社が品質の悪い商品に紛らわしい名称を使ったり、同じ名称の粗悪商品が輸入・販売されるようなことは、絶対に阻止しなければなりません。

そういった意味でも、化粧品・コスメ・トイレタリーについては、商標登録が重要な商品分野と言えます

そこで本ページでは、化粧品・コスメ・トイレタリーの商標登録をするための方法、申請時の商品の記載のしかたなどをご紹介いたします。

なお、医薬品や医療機器については「医薬品・医薬部外品・医療機器の商標登録」をご参照ください。


商標登録をするためには

化粧品・コスメ・トイレタリー商品の名称やロゴマークなどの「商標」については、特許庁に申請をして審査にパスすることで、「商標登録」を受けることができます。そして、商標登録を受けると、「商標権」という強力な権利が発生します。

商標権があれば、その商標を自分だけが独占して使うことができます。また、他人が無断で使っている場合には、使用の中止や損害賠償を求めることも可能となります。

商標登録の申請をするためには、申請書となる「願書」を提出します。これには、登録を受けたい商標と、商標を使用する商品やサービス等を記載します。なお、これらの商品やサービスは、種類や用途などにより45のグループ(区分)に分類されています。つまり、願書には、この区分とそこに分類される具体的な商品・サービスを併せて記載することが必要です

商標登録をするためには、費用が必要です。手数料の金額は、この区分の数によって変動します。区分の数が増えれば増えるほど、手数料が加算される仕組みなのです。よって、むやみに権利範囲を広くしようとすると、記載する区分が増えて、かかる費用が膨大となってしまうため注意が必要です。


化粧品・コスメ・トイレタリーの商品分類

それでは、化粧品・コスメ・トイレタリーに関する商品・サービスを願書に記載する際の分類(区分)を見てみましょう。

化粧品や、シャンプー・せっけん類などの洗浄剤で、医薬品でないものの多くは第3類に分類されます。一方で、医薬品となるものや、医療用化粧品は、原則として第5類となります。「香水」や「つけづめ」も第3類に分類されますが、「カラーコンタクトレンズ」は第9類になります。

以下は、第3類に分類される商品の一例です。
※()内は、商品・サービスの類似関係を意味するコード(類似群コード)です。

香水類
  • 香水
  • オーデコロン
  (以上、04C01)


頭髪用化粧品
  • シャンプー(04A01)

  • ヘアーリンス
  • ヘアートリートメント
  • 整髪料
  • 染毛剤
  • ヘアカラー剤
  (以上、04C01)


皮膚用化粧品
  • 洗顔せっけん
  • クリーム状の洗顔せっけん
  (以上、04A01)
  • 化粧水
  • 乳液
  • 肌用乳液
  • 美容液
  • クレンジングクリーム
  • クレンジングオイル
  • ハンドクリーム
  (以上、04C01)
  • 洗顔フォーム
  • 化粧用洗顔剤
  (以上、04A01 04C01)


仕上用化粧品
  • ファンデーション
  • 口紅
  • リップクリーム
  • アイメイク用化粧品
  • アイシャドウ
  • マスカラ
  • マニキュア
  (以上、04C01)


ネイル関係
  • つけづめ(21F01)
  • 付け爪装飾用のシール(21F01)
  • つけづめ用洗浄液(04A01)
  • つけづめ用剥離剤 (04C01)


その他
  • 歯磨き(04B01)
  • せっけん類(04A01)

  • 日焼けクリーム
  • 日焼けローション
  • 日焼け止めクリーム
  • 日焼け止めローション
  • ひげそり化粧水
  • シェービングオイル
  • シェービングフォーム
  (以上、04C01)

また、第3類以外でも、関連する商品・サービスとして以下の例があります。
どの商品やサービスを保護する必要性が高いのかを、しっかり検討しましょう。

関連する商品・サービス
  • 第1類 化粧品原料用コラーゲン(01A01)
  • 第21類 化粧品用容器(18C02)
  • 第35類 化粧品・歯磨き及びせっけん類の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供(04A01 04B01 04C01 35K10)
  • 第35類 化粧品及びせっけん類の販売に関する情報の提供(35B01)
  • 第35類 香料・化粧品・美容用品及び化粧用品の分野における市場調査(35B01)
  • 第40類 化粧品用粉末の加工(40H99)
  • 第40類 受託によるせっけん類・化粧品・香料類の製造・調合並びにこれらに関する助言・情報の提供(40H99)
  • 第41類 化粧方法及び化粧品に関する知識の教授(41A01)
  • 第41類 化粧方法及び化粧品に関する講演会・セミナーの企画・運営又は開催(41A03)
  • 第42類 医薬品・化粧品又は食品の試験・検査又は研究(42Q01)
  • 第44類 化粧品の選択に関するコンサルティング(42C01)
  • 第44類 化粧品の選択又は使用法に関する指導及び助言(42C01)
  • 第44類 化粧品を使用した美容(42C01)


※注:上記は2017年6月現在の情報に基づくものです。今後、商品・サービスの分類や記載の可否が変更となる可能性がありますので、あらためて各自でご確認願います。


「せっけん類」か「化粧品」かに注意

「せっけん類」、「化粧品」は、ともに第3類に分類されるものです

しかし、上記を見てみると、これらに付けられた類似群コードが異なっています
すなわち、「せっけん類」には「04A01」のコードが付けられ、「化粧品」には「04C01」のコードが付けられています

たとえば、「クリーム状の洗顔せっけん」は「04A01」になる一方で、「クレンジングクリーム」は「04C01」になるということです。また、「シェービング用せっけん」は「04A01」になる一方で、「ひげそり化粧水」、「シェービングオイル」、「シェービングフォーム」、「シェービングローション」は「04C01」になります。同様に、「浴用洗浄剤」は「04A01」になる一方、「バスソルト」は「04C01」になります。

そもそも、類似群コードだけを見ると、「シャンプー」は「04A01」であるのに、「ヘアーリンス」や「ヘアートリートメント」は「04C01」ともされています。

商標実務では、類似群コードが異なれば、原則として非類似の商品とされます
そして、商標権の効力は、非類似の商品までには及ばないのが原則です。
よって、仮に「せっけん類」だけに商標登録を受けても、商標権によって「化粧品」を保護することはできませんし、「化粧品」だけに商標登録を受けても、「せっけん類」までのカバーはできない、ということになるのです。

上記のように、用途や効用がほとんど同じ商品であるにもかかわらず、別の類似群コードが付けられているものも少なくありません。保護のもれがでないように、(実際には一方について商標を使う予定がないにしても)願書には必要に応じて「せっけん類」と「化粧品」の両方を記載しておくのがよろしいでしょう


「医薬品」にあたるものは第5類に分類

第3類には、「医薬部外品」にあたるものも少なくありませんが、「医薬品」として取引される商品については、第5類に分類されることに注意が必要です。

たとえば、「医療用せっけん」(01B01)は第5類となります
少しややこしい例として、「身体防臭・制汗用化粧品」(04C01)や「制汗防臭用せっけん」(04A01)は第3類、「制汗剤」(01B01)は第5類ということになります。

これら第3類、5類の商品についても、異なる類似群コードが付けられているため、原則として、非類似の商品ということになります。つまり、原則として、一方のみに商標登録を受けても、他方までに商標権による保護は及ばないということです。

上記の制汗商品の例なら、上記すべての商品について適切に商標権で保護を受けようとすれば、第3類及び第5類のそれぞれの商品を願書に記載する必要があるのです。
実務上の留意点・テクニックとして、ご参考ください。


当事務所がお手伝いできること

当事務所では、弁理士が商標登録の代行サービスをご提供しております。
当事務所の弁理士は、化粧品やトイレタリーの分野で、多くの実務経験があります。

当事務所は、横浜市青葉区にある商標専門の特許事務所です。
Eメールがご利用できる環境があれば、全国対応が可能です。

専門家に依頼することで、審査にパスできる可能性を高める申請書の作成や、商標を登録・使用する際の適確なアドバイスにご期待いただけます。
もちろん、貴社の時間や労力の節減にもつながります。

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